私が近代日本史を勉強し、そこで初めて分かったのは、

1) 戦争前、有色人種で独立していたのは日本だけだった。

2) アメリカと支那は理由もなく日本に屈辱を求めた。

ということでした。歴史家が支那(中国)のことを間違って教えたので、私は支那が白人側についたたった一つの国であることを知らなかったし、戦争が終わってから、チベット、新疆ウィグル(イスラム教のトルコ人の住むトルキスタン)、内モンゴル、満州を軍事力でとり、ベトナムまで攻めたことを知って、なんという国だろうと持った。

中華思想を持ち、アジアの盟主として君臨するというなら、次々とアジアの国が白人の植民地になっていく時に、アジア諸国と同盟を組んでアジアの国を守るのが「盟主」というものである。それが白人側にたって白人と戦う日本を攻撃し、日本との戦争が終わると周辺国家を占領するというのだから、どうにもならない。

日本との直接的な戦争のきっかけとなった満州事変や上海事変は、ともに当時の中華民国や共産中国のトリックから始まっている。しかも上海事変では、軍事顧問団がドイツ、機関銃はチェコ、パイロットはロシア人だった。白人側に寝返り、白人の助けを得てアジア人を圧迫するという中国の考えは、現在の南沙諸島でも同じだ。

意気地の無い中国が自分が恥ずかしいから日本を非難する。そして戦後の日本人は朝日新聞に代表されるように「国を貶めることに快感を覚える」という奇妙な人が大きな声を出し、戦った立派なおじいさんを「悪い人だ」と180度異なる評価をし、それを東大を始めとしたインテリが支持して今日に至っている。

「日本は戦争責任を反省し、謝れ」という。一体、だれに謝るのだろうか?

昭和16年にアメリカが求めてきたものは、「もし日本が支那から引かなければ、石油を出さない」ということであり、その時の日本の石油の備蓄量は7ヶ月だったので、アメリカから石油が来なければ、戦闘機も戦艦も動くことができず、中国どころか日本本土も植民地になった。今と違って、アジアはすべて白人の植民地だったから日本も支那のように白人側に裏切らない限り植民地になったはずである。

備蓄7ヶ月なら早く戦争を始めてインドネシアに進駐し、その石油を獲得するしか方法がない。オランダ軍と戦ってインドネシアに進駐した日本軍は石油を確保し、後の大統領になるスカルノらの政治犯を釈放、禁じられていたイスラム教を自由にし、アメリカとの関係で占領はしかたがなかったが、その統治はインドネシアからも感謝され、戦後はオランダからの独立を手伝っている。

長く白人の支配下で呻吟していたアジア諸国は命を投げ出して白人と戦う日本人を見て、最初はビックリし、黄色い肌をして背の低い日本人が、白く背の高いイギリス人、フランス人、オランダ人に勝っていくのに、「俺たちも」と心密かに思った。そして日本人に教えてもらった民族の誇りを胸に次々と独立していく。

日本は誰に何を謝るのだろうか? 

アメリカは遠く太平洋の向こうから戦争をしかけ、原爆まで落としたのだから謝る必要は無い。支那(中国)は現在、共産党で日本と戦ったことはなく、もともと日支戦争は支那が仕掛けたものだ。

ベトナム、ラオス、カンボジア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、ブルネイ、チモール、インド、ビルマ、スリランカなど日本がイギリス、フランス、オランダ軍を弱体化したので、独立した。もともとの国のアジア人とは戦っていないのだから、その国に謝ることはない。

インテリぶった人たちが、歴史をゆがめ、「謝れ」という。「日本が何をしたから、誰に謝れ」と言うのか、是非、聞いてみたいものだ。

今こそ、勇気を持って事実を認め、子供たち孫たちに物心ともに誇りある日本を贈ろうではないか。

(平成27613日)