政府、専門家、そしてマスコミは温暖化という巨大詐欺がわかっているのだから、早く日本人にそのことを知らせて、政策も報道も変えて欲しいものです。

つい最近、ある外国の報告に表紙に示したようなデータの捏造が示されました。捏造されたデータはプエルトリコの市で、捏造したのは温暖化の中心的測定機関であるGISSというところです。

左が測定された気温、右が捏造された気温で、左の測定したままでは2014年の気温が最高気温にならないので、データを捏造して「2014年の世界の気温は過去最高」ということになった原因となるものの一つです。

もちろん、日本のマスコミが従来の14.55℃14.57℃になったということを「史上最高」ということ自体、科学的測定値の取り扱いを間違っている(有効桁が4桁はないから)のですが、どうしても最高気温としなければ温暖化の活動がもたないということからかなりのデータが捏造されています。

どんなことでもそうですが、ウソをもとに政策や方針を決めれば間違いが起こり、それが日本のためにならず、結果として子孫のためにならないことは言うまでもありません。1997年の京都議定書から、「京都議定書で日本がはめられたことを国民にバレてはいけない」ということで、世界で日本だけが実質的な温暖化対策をしています。

このウソを強行するために、NHK2006年のNHKスペシャルでヤラセのツバル報道を行うなど、マスコミも「データが捏造されている」という情報は知っているのに政府に慮って、自分たちの番組を見てくれる国民を騙し続けています。

最近、ある超大手の重役にお会いしたら、「我々は真面目にエネルギー削減の計画を出したりしているのに、マスコミはまったくださない。増やしてばかりだ」と言っていました。マスコミの決定が法律を上回る時代ですから、そんなことも起こりうるとは思いますが、やはり適切ではないことは確かです。

2009年のクライメート・ゲート事件で温暖化に関する大幅なデータ捏造が露見して以来、日本がこのいかがわしい科学から離脱するいい機会と思います。何よりも子供たちまで騙され、教科書にも温暖化が書いてあるような異常な事態を早く直す必要があります。

(平成27216日)