NHKや朝日新聞を見ていると、地球の気温は上がっているようにおもう。NHKと朝日新聞だけを見ている人に「気温は上がっていないよ」(事実)というと、イライラして怒る。
なんで、そんなことで怒るのかというと、彼らも心の中では間違った情報(自分にとっては心地よい)を受け取っていることをうすうす感じているに相違ない。
これは「地表の平均気温」だ。理由はさまざまだが、「この16年間、気温が上がっていない」のは確かだ。目盛りは14℃を基準にして描いてあり、ここで私が特に強調したいのが、「このグラフは専門家なら誰でも知っており、NHKや朝日新聞の担当記者も充分に知っている」ということだ。
それでも「最近の異常気象は地球温暖化のため」と放送する。「世界的な気温は10年ある状態が続けば、その影響はでる」とされていて、すでに16年だから、「最近、気温が上がっている(ウソ)だから、異常気象が起こる(ウソ)」というのはNHKと朝日新聞のウソなのだ。
科学は事実を無視して思想を選考させることに厳しくならなければいけない。そうしないと科学自体が崩壊する。「そんなにNHKを非難しなくても良いじゃない」というのは、科学ではなければ良い。
(平成25年9月10日)