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女は25才までに子どもを2人産まなければならない。もちろん、一人一人の女性ではなく「平均」として2人だ。なぜ、子どもを産まなければならないかというと「次世代を作ること」であり、「次世代がいなければ人間という生物は意味が無い」からでもある。

次世代を作るには、第一に子どもを産むこと、第二に子どもが生きていく大地があることだ。もともと子どもが誰もいなければ日本という国がなくなるのだから、女性が子どもを産むのが第一条件であることはだれでも判る。

もう一つは、次世代の人が生活をする場所(国土)が必要ということだ。尖閣諸島を取りに来ている中国の機関誌「人民日報」は、20136月「沖縄は中国の領土だ」という論文を掲載し、少し前、私の知っている中国からの留学生(研究生)は、「先生、心配することはないですよ。私たちの時代には日本は中国領になります」と言った。

日本が中国領になるのに賛成の親(日本の親)もいるだろうけれど、もし「子どもは日本の領土に住んでもらいたい」と思えば「国土の防衛」が必要になる。

そのために、かつては「兵役」というのがあり、男は軍隊の訓練をした。いざというときにそれから鉄砲などの操作を勉強していては間に合わないからだ。

兵役は1年半から2年が普通だ。この年限は、「女性が2人の子どもを産むのに1年半から2年は自由な生活ができない。だから男性にも次世代のために同じ期間は次世代のために義務を果たしてもらう」という論理だ。

つまり人間は若い頃、自分自身を磨くために教育を受けたり、少しの準備をするが、それと共に、次世代のために子どもを産み、兵役を終えておくという「集団としての義務」を果たすのだ。

ところが現代の日本は戦争がないように見える。そのために軍隊も兵役もない。それは良いことでもあるけれど、その結果、若い男性は「次世代への義務」が無くなってしまい、子どもを産む女性と大きな差ができてしまった。

これが草食系男性の出現、社会不安、女性の不満などの根源になっている。この問題を解決しなければ、具体的な結婚、出産、家庭等の問題は解決しない。このブログではこの歴史的本質に迫りたい。

最後に音声では私の大学の講義の時の体験をお話しして終わりにします。

(平成25725日)