福島3号機から湯気(水蒸気というのは気体だから見えない。見えるのは水蒸気が水滴となった場合で、湯気が見える)がでている。まず、
1) すぐに逃げなくても大丈夫、
2) 様子を見て判断する、
という段階です。原因としては、
1) 核燃料貯蔵施設の水が不足してきた、
2) 爆発した原子炉の中で異常が起きている、
の2つが考えられます。不幸なことに東電の発表はどうせウソだから信用できないので、「東電がこう言っている」というのを判断材料に使えないことです。
もし核燃料貯蔵施設に異常がある場合、注水やホウ素剤の注入が有効ですが、60℃ぐらいに上がってきてからでもまだ時間的余裕があります。
原子炉内は大きな爆発があったので、その後の3号機の内部写真を早く公開し、それに東電としての責任ある説明を付けるのがまず第一です。
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この写真は3号機の爆発当時の写真ですが、まずこの写真に対してマスコミが公開を自主規制している状態を無くさないと3号機は「群も有象をなでる」というような状態になってしまいます。東電には誠意は期待できませんが、せめて日本のマスコミが国民の方を向いてくれることを期待します。
(平成25年7月19日)