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新潟県知事は勇気ある行動を取っている。あとは新潟県民が東京の召使いか、郷土に誇りがあり、子どもに愛情があるかの勝負だ。

東電が突然、柏崎刈羽原発の再稼働の申請をした。このところ、電力会社というのは国民の希望がどうであれ、ともかく利益だけを考えるというとても貧弱な会社になった。

これに対して新潟県の人はどのように反応するのだろうか? 日本人の魂が問われている。アメリカの原発は主たる消費地の東海岸に近いところがほとんどであり、フランスはパリの近く、ロアーヌ川の上流に原発を作る。

「原発は安全なのだから、どこでも作ることができる」という確信がなければ原発を安全に動かすことはできない。「武田さん、原発が危険なのは日本中の人が理解していますよ。だって、東京に作らず、お金を地元に配っているのだから。日本人は子どもの安全よりお金なんです」

原発しか電気を作ることができなければ別だが、天然ガスや石炭を使った火力発電で充分に安全で経済的な電気を作ることができるのだからNHKの脅しに騙されてはいけない。

(平成2579日)