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年齢と筋肉について少し舌足らずのことがあり、読者の方からご注意を受けましたので、追加して修正します。現在、わかっている事は、

1)生活に使う筋肉が年齢によって衰えるのか、ハッキリわかっていない、
2)スポーツに使う筋肉は年齢によって衰える、
3)若い頃、過度に体を使うと寿命が短くなる、
という感じです。

一般に生活に使う筋肉は、運動選手の筋肉と比較してずいぶん細く、筋トレなどの特殊な運動をしなくても大丈夫の範囲に入ります。ところが、運動選手は多くの人が40才の壁を感じるように、年齢と共に筋肉の付き方が少なくなってきます。

また個人差もあり、読者の方からの情報では hard gainerの人はつきにくく、easy gainerの人は筋肉がつくということです。まさにその通りで、人間は「通常の生活」は全員が可能ですが、「スポーツはスポーツに適した人、学者は学者に適した人」がいることも事実です。

また大学のスポーツクラブで特に全日本クラスの部を長く経験した人は寿命が平均して5年ほど短いことが知られていて、その要因が研究されています。

わたしの論点は、過度に「歳を取ったら筋肉が衰える」と言うことが頭に入り、階段の代わりにエスカレーター、電車の中ではすぐ座り、あまり歩かずに疲れると言ってはタクシーに乗るという生活をしていれば筋肉が細くなるのはあたりまえで、是非、「無理のない範囲」で若い頃の運動量を保つようにしたら、寝たきりにならないということです。

私の体験もそれを裏付けています。

また頭脳の方は「使いすぎるとダメになる」と言うことは今の所、観測されていません。

(平成2569日)