すべてのことは「諸行無常」であり、そして「諸法無我」である。
私は仏教徒でもなくキリスト教徒でもない、強いて言えば日本教徒かも知れない。
日本教と物理学はこの宇宙はエントロピーが増大し時間が過ぎていく・・・つまり諸行無常であり、自分の目で見えることはすべて「幻想」であり、自分には関係ない。「諸法無我」である。
2600年前の仏陀も、2100年前のイエス・キリストも、現代の物理学も同じ事を言っている。でもそれが納得できないのが人間であり、その中で苦しむのが人間である。
「なんで自分が・・・」と悩むが、諸法は「自分」を区別していない。
(平成25年5月31日)