北朝鮮が核実験をしたので偏西風にのって放射性物質が来るのでは無いかと心配している人が多い。そこでPMのその後も含めて簡単に解説をしておきたい。
1)福島原発事故で漏れた放射性物質は広島原爆の186倍だった、
2)北朝鮮の原爆の規模は広島原爆の約5分の1である、
3)従って、原爆が北朝鮮の陸上(実際は地下)で爆発したとしても、発生する放射性物質の量は福島の事故の1000分の1程度である、
4)現実は地下核実験なので放射性物質はあまり漏れていないと考えられる、
5)日本各地には「外国で放射性物質の漏洩があった場合に観察できる装置が文科省によって多数配置されているので、その観測値でも危険性がわかる。今の所、発表されていない。
ということで一安心。
またPMの方は、歴史的に1953年のロンドン、その後のロス、東京などの例から、発生元の住民はともかく、隣接する市には影響がなく、また外国に及んだことは無いので、まずは大丈夫。
しかし、それでも環境測定は大切で、PMの分析も必要である。税金で運営されている環境研はその顔を国民の方に向けて、精密な分析を行って早期に発表して欲しい。
(平成25年2月13日)