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最近、著作権というのがうるさくなりました。もともとこのような権利はアングロサクソンが始めたもので、日本文化の中には無かったのですが、今では日本社会もアングロサクソン化しているので、少しは必要かも知れません。

ここで使わせてもらっている図と文章は、私が今から20年ほど前にネットで見つけたもので、その後、話題にもなっていましたから、今では本になっているのかも知れません。

最高裁判所の判例を見ると、ネットから切り取ったり、特に悪意がなく単なる引用をする場合は著作権というまでには至らない(著作権は主として他に比べてぬきんでた芸術や創造物に与えられ、有名な絵画でも色が原本と違ったりしていて芸術性が少ないものには著作権は及ばないとされています。

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さて、この図と写真を書いた人に敬意を表して使わせていただくことにします。昔の女性は16才ぐらいで嫁ぎ、嫁いだ先の家の風習にならいながら一つ一つ、生活に必要なことを覚えていったのです。

ここでは盥で洗濯する様子ですが、石油が使えなかったころですから、石けんしか無く、石けんは動植物を殺して作るので、それほど豊富では無かったことがわかります。

下の図は、山から薪を取ってきて、煮炊きなどをする生活が描かれています。ガスや水道もなく、電気は電灯ぐらいにしか使えなかった時代ですから、薪はとても大切なものでした。

このような生活では大家族も必要でしたし、お互いに助け合って生活をしていました。もちろん嫁姑の関係やイジメなどもあったので、それほど楽ではありませんでしたが、今でも日本人の知恵でこの時代の良いところだけを残すことはできるかも知れません。

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(平成2533日)