「gohousirokumaeneitdyno.57-(5:13).mp3」をダウンロード

世論を誘導する報道が続いている。「誤報」というと反撃できるように巧みに作られた誘導報道(日本人がある考えにとらわれるような報道)だ。

「地球が温暖化して北極海の氷が減り、シロクマの遠泳距離が長くなった」という外国の記事が載っていた。写真付きで上(おそらく撮影したヘリコプター)を向いた2匹のシロクマが海原を泳いでいる写真がある新聞載っていた。

最近の新聞の特徴だが、外国の記事を載せることで「こんな記事もあった」という方法をとって誤報を流す手段を執る。そうすると、もし「これは間違っている」と言われても、外電の一つを乗せただけだという言い訳をする。

でも、報道して購読数を上げられると思う記事しか載せない。それには外電は便利なのである。

事実は、北極海が氷で覆われている面積はほとんど変化は無い。議論があるのは「深さ」で、氷の深さが減ってきているのでは無いかという観測はあるが、氷の面積が変わるまでには至っていない。

かつて、温暖化して北極海の氷が融けて海水面があがるという間違いを報道していた。アルキメデスの原理でそんなことはないので、最近では報道は控えられてる。

また、温暖化したら南極の氷が減るという記事もあった。この前、小学校の理科の先生にお聞きしたら「温度が上がっても0℃までは氷は融けない」というのは小学校4年生で教えるそうだ。南極の氷はマイナス40℃だから温暖化では融けないし、事実IPCCも報告書でそういっている。

こんな馬鹿らしい科学的記事が大新聞に堂々と載るのは日本ぐらいなものである。しかも哀しそうな顔で海を泳ぐ二匹のシロクマの写真をつけるなどいかがわしさも本格的である。

(平成25128日)