数日前より、福島第一原発の冷却水の水量が低下していた件について、東京電力で調べていたところ、フィルターに異物が詰まっていたということがわかりました。異物を取り除き、タンクを掃除したりして旧に復したということでした。
このニュースについては、緊急事態になるのに時間がかかると考えて、様子を見ておりました。通常、冷却水を循環するとゴミがたまり、それがフィルターに付着したり、生物が異常発生して詰まらせるなどがあります。故障としては通常のことですが、なにしろ放射線が強いので、故障を速やかに直せるかどうかが問題です。この故障による温度の上昇は1℃以内と考えられます。
福島及び近隣に飛散した放射性物質の残り、食材中のもののほうが遙かに危険です。
(平成24年9月4日)