原発の再開問題を「思想の対立」ではなく、民主的手続きに沿って、異論があるのを認め、合意できるところは合意するのが日本国のためによいだろう。次のことは誰でも日本人なら合意できると思う。

 

1.震度7で壊れては困る(地震国に建てる原発の最低条件)、
2.
少し高い津波が来たら爆発してもらっては困る(多重防御をする)、
3.
原発の電気を受け取るなら、核廃棄物も受け取る(大人なら)、
4.120
万本以上の核廃棄物を子ども達に任せたまま原発を再開しない、
5.
事故が起こったら発電所から直接消防に連絡する(企業の社会的責任)、
6.
事故が起こったらNHKは事実をそのまま報道する、
7.
スピーディーなどを隠さない(隠蔽体質を変える具体的システム)、
8.
逃げるためのバス、マスク、ヨウ素剤、疎開先の学校を準備する(救命ボート)
9.
汚染された農作物などの食材を出荷しない、
10.
被曝の限度は法律を守る(法律を隠さない)、


まずこれらを合意し、具体的な議論を専門家で進め、その結果を国民に提示して合意ができるかが「民主的手続き」である。最後は国民投票をして、この困難な問題を解決するのが適当と考える。

 

 

 

(平成24528)

 

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