今回の原発で私自身もバッシングを受けました。でも、それはまったく問題がありません。なぜなら私の活動の目的は「いかにして子供たちの被曝を減らすか」ということであり、私の立場、名誉などはそれに比べれば小さいものだからです。私はすでに人生の大半を終えた人間ですが、子供はこれから60年、70年ある日本人なのです。私たちはできるだけ正直に、熱心に議論を重ね、どうしたら子供たちを被曝から守ることができるかに知恵を尽くさなければならないからです。その点で、特に2人の方の例を挙げて、個人の誹謗がなんの役にも立たないこと、それは倫理に悖る行為であることを指摘し、来年には誠意、礼儀を守り、実りのある議論になるようにしたいと思います。

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(平成23年12月30日(金))