長期戦に入って、多くの方が被曝を避けるための武器にして欲しいと思い、読者の方の質問があった時にお答えしています。
原発事故が起こってまもなく、東北のある知事さんが「住民にベクレルなどと言ってもわからない。「安全」と言うしかない」と発言しているのを聞いて、本当にこの知事は自分の政策を県民に話して、民主主義のもとで選挙で選ばれたのか?と信じられない思いだった。
地方の選挙では「お酒を飲ませて票をまとめる」ということが、未だに行われていると聞くが、それも本当かな?と思う言葉だった。
それからズッと、国も自治体も学校もなにか決めてもほとんどその根拠を示さない。
最近では東京で燃やす瓦礫の線量率を、マスコミの記者が個別の線量計を使って測るのを禁止した。為政者が人格者でよく考え、国民のことを考えている場合は、「説明なしの民主主義」もあり得るが、現在のようにトップに立つ人が自分のお金のことだけを大切にしている時代の民主主義には「説明」と「質問に対する真面目な答え」が必要である。
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(平成23年12月27日(火))