(原発事故から8ヶ月。ハッキリしてきたことがあります)

 

東電の原子力関係の重役と部長クラス以上はすべて退任、退職するべきと考えます。法律上、可能なら全員を逮捕すべきです。

 

理由は簡単で、1)事故前、東電は1年20ミリの被曝の許可を得ている原発作業員の被曝を1年1ミリに制限していた!! 2)それを実施するために原発の従業員を3万8000人から8万2000人増やし、その人件費を電気代として国民に負担させていた!! 3)文科省大臣が「福島の子供に1年20ミリ」と言ったときに反対をしなかった!! ということです。

 

人間は「自分の意思」を行動に移すものです。特に東電の役員や部長クラス以上というと日本の指導層ですから、その行動に社会的責任があって当然です。東電社員が1年20ミリの枠を持っていて、それを1年1ミリに制限していたのは「東電の意思」です。

 

「意思」というのは「自分でそう考えている」ということです。そしてそれに要した費用は自分で負担せずに国民に負担させていたのです。それを事故が起こって自分の発電所の不始末で国民に被害を与えるようになると、1年20ミリでも良い(黙っている)というのは「人間ではない」のは確かです。詐欺罪ではないか??

 

人間で無い人が地域独占の電力の役員や部長をしていることはできません。退任、退職してください。そして私財で、1)今までの人件費の増分のお金を補填し、2)福島の子供の19ミリ分をとりもどすべきです。絶対に、免れることはできません。

 

こんなダブルスタンダードを行う人はとにかく明日から去ってください。また、私たちの情報としては、「東電のように放射性物質を扱っている会社は、1年20ミリの枠を持っている成人男子(幼児の3分の1の感度)でも1年1ミリまでが限度だ」と東電自身が考えていたということです。

 

このことについて「1年1ミリ以上でも大丈夫」と言っている自治体の役人はすぐその理由を説明してください。素人が1年何ミリなら5歳の子供が15歳で病気にならないなどと判断できるはずもありません。

 

法律も1年1ミリ、国際合意も1年1ミリ、東電も1年1ミリで、なぜ福島の子供たちが1年20ミリで、給食の食材がセシウムだけで1年5ミリで「大丈夫」と言うのでしょうか。

 

あなた方(東電、役人)は子供の将来に責任は持てません。神様ではありません。早速、東電の人は退任、退職し、自治体は詳細マップと除染を必死で進めてください。特にこれまで「大丈夫」と言ってきた人は罪を償ってください。

 

(平成23114日)