今週日曜日に、どう乗り切るかについて整理をしてみました。

 

本当は、原発事故の前のように「なにも気にしないで気楽な生活を送ることができる」というのが一番です。はやく国が除染を進めてもとの生活を取り戻して欲しいのですが、それまでは自分で注意して被爆を避けなければなりません。(先回の表をそのまま示します。クリックをすると大きくなります。)

 

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でも、少しずつ汚染が広がっていますし、スーパーに行っても地元の野菜しか売っていないということもあります。

 

そこで、

 

1) 本来は悠々、11ミリを守れるのが良いのですが、

 

2) 現実の生活でどこまで我慢ができるのか、

 

というのを計算してみたのが先回です。

 

そうすると、

 

1) 野菜や卵、お茶のようにあまり選べないものは、ある程度は注意しても、汚染されたものを買っても大丈夫、

 

2) 肉、お米など選べるものは徹底的に選ぶ、

 

3) 生活全般で少し注意をする、

 

4) 時々、へまをしてもよい、

 

ということがわかり、ほっと安心します。

 

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そのときに調査が行き渡らなかったものは、

 

1) 豚肉、鶏肉

 

2) 牛乳

 

でした。その後、調査を続けていますが、やはり今の段階では、国内産は、

 

1) 産地がしっかりわかっている福島、関東、宮城以外の豚、

 

2) 同じく産地がわかっている鶏、

 

3) 産地偽装があるので、ルートがわかるもの、

 

に限定されるという悲しい状態です。

 

だから、じっくり選ぶ時間があれば、外国産(どこのものでも良い)を少し多めに買うようにしてください。

 

牛乳は相変わらず不明朗で、いくら調べても大手の販売会社はベクレルを言いません。だから、汚染されたもので計算をしています。

 

またしばらくたったら、状況が変わりますから、そのときはまた計算をします。

 

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表では12ミリまでOKになっているので、それに疑問をもったお母さんもおられますが、これはあくまでも臨時措置で、5ミリに行かないようにこのぐらいの範囲に収めておけば、来年以後、なんとかなります。

 

3月に情報が行き渡らず、政府やテレビの言っていることを信じて雨に濡れてしまったり、子供を外で遊ばせてしまって、悔やんでいるお母さんもおられます。

 

それも考えて、ゼッタイに5ミリに行かないような数値で計算をしました。人間、少しのへまはあるものですから、それも考慮しました。

 

今後は、今回の牛肉のように、多くの人が汚染がどのように進むかを知るようになり、また今の暫定基準が高いことにも気がつきますので、今後は徐々に改善されると予想されます。

 

台風シーズンで風が吹くと、汚染地帯が広がりますが、同時に人のいない海や山にも拡散しますので、福島や関東の汚れは少しずつ減少していくと考えられます。

 

これは拡散の原理ですから、おそらくその通りに行くでしょう。それに福島の除染が進むことを期待しています。

 

(平成23722日 午前9時 執筆)