長い人生経験では、何となく男性より女性の方がプレゼントを喜んでくれる。

旅行から帰るときにお土産を買う。そんな時には、どちらかというと女性の顔が浮かぶ。男性に買って行ってもなにか味気なく、意味が無いような気がする。

そんなことを調査したものがある。「プレゼントと愛情とは関係がありますか、ありませんか」という質問に対して、男性と女性は次のように答えている。「比例している」というのは「プレゼントの金額などと愛情が比例している」という意味だ。

    比例する  関係ない

男性   22%  78%

女性   44%  56%

数字を並べるとわかりにくいが、男性では「プレゼント=愛情」というのが5人に1人という感じだが、女性は半分と言っても良い。

女性にとって「プレゼント=愛」なのである。

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だから女性は現実的でリアルだと批判してはいけない。お金と愛情を混同していると錯覚してはいけない。

一体,愛情とは何だろうか? 「100万本のバラ」の歌でわかるように(この歌のもともとの意味は少し違うが)、愛する人がいれば全財産をはたいて100万本のバラを送りたくなるのが愛情というものだ。

損得勘定の無い愛、それは無性にプレゼントをあげたくなる心であり、それが本当の愛と思う。

プレゼントで女性の歓心を買おうというのではない、愛していればやむにやまれずプレゼントをあげたくなるということだ。

女性の方が愛の本質を突いていると言えるのではないだろうか?

(平成22618日 執筆)