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いい日は幾らでもある。手に入れるのが難しいのはいい人生だ
(有名な格言)
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人生とは難しい.一つの言葉は一つの真実を述べているが,また同時に正反対の人生がある.
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いい日はいくらでもある。だから,いい日がいくらでもある人生はかならずよい.
(ただの私の言葉)
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私が人生の目標を持たなくなったのはいつごろだろうか? 毎日を精一杯生きる・・・そんなころ,私はそれまで「一生懸命」と書いていた四文字の述語を「一所懸命」と書き換えるようになった.
今の私は,毎日,毎日を,そして一時間,一時間を一所懸命に生きる。それは体が弱かった私だったから,そうなったのかも知れない.
30歳代,私は結婚式の招待を受けるたびに,「ああ,その日まで元気でいたら・・・」と願ったものだ.私の部下,そして当時,私は女子テニス部に関係していたから,その部員たち・・・その人たちの結婚式にでてやりたかったが,それまで体は持つだろうか? そんな心配をしながらの毎日だったのだ.
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いい日はいくらでもある。それが数日,続いたらいい人生だ.
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(平成21年6月14日 執筆)
(注) 一所懸命の「所」はどちらかというと土地を意味していますが,ここでは現代風に「一刻」という意味で使っています。