2008年11月、アメリカ国際北極圏センター(IARC)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は北極海の海氷の面積を観測してその結果を発表しました。
その結果、下のグラフに示したように、夏(9月)の海氷がもっとも少なくなった2007年に比べ、2008年は若干の増加が見られました。
また、10月の海氷面積は2002年以後でもっとも多かった2003年に次いで2番目の大きさに成長しました。
(IARC-JAXAデータより)
北極の海氷面積が増え始めた原因については、まだ明確ではありませんが、このまま増え続けると、2008年の冬には21世紀ではもっとも北極海の海氷面積が増大する可能性もあります。
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(平成20年12月1日 執筆)